「遠藤航を外したことで勝利を手放した」 露呈した“遠藤不在時の脆弱性” バックアッパー探しはリヴァプールの最重要課題か?

先発出場した遠藤 photo/Getty Images

続きを見る

遠藤交代後に2失点

13日に行われたプレミアリーグ第37節、リヴァプールはアウェイでアストン・ヴィラと対戦。試合終了間際に立て続けに失点し、3-3のドローに終わった。

リヴァプールにとって、転機だったのは試合残り15分のタイミングでの“4枚替え”だろう。英『Liverpool Echo』は遠藤の交代が致命的だったという見解を示している。

「4人の選手交代のうち、遠藤航を外したことで苦労してつかみ取れそうだった勝利を手放してしまった。遠藤は前半あまり良い出来ではなかったが、後半はリヴァプールが主導権を握る上で重要な存在で、前半は甘さが目立った守備陣をより良くカバーした」
そして、同メディアは今シーズンの失点の多さを課題にあげ、遠藤の“バックアッパー探し”が重要だとの見方だ。

「MFアレクシス・マクアリスターはシーズン前半戦を見事に埋めていたとはいえ、本職の守備的MFではない。遠藤は毎試合出場できるわけではない。また、MFステファン・バイチェティッチ(この試合では交代要員として起用されなかった)はまだキャリアをスタートさせたばかりであることから次期指揮官はどこを補強すればいいかを把握しているだろう」

4-2で勝利した前節トッテナム戦でも遠藤の交代後に失点を喫しており、遠藤不在時の守備を懸念する声は多い。リヴァプールの今夏の最重要課題は遠藤の“バックアッパー探し”なのかもしれない。

リヴァプールは最終節、アンフィールドでウォルバーハンプトンと対戦する。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ