ラファエル・ヴァランが今夏にマンU退団を発表 「僕はクラブとファンに恋をした」

マンUのヴァラン photo/Getty Images

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約3年間プレイした

DFラファエル・ヴァランが今夏の契約満了に伴い、マンチェスターユナイテッドを退団することが明らかになった。約3年前にレアル・マドリードから加入して以来、マンUで公式戦93試合に出場しているヴァランは自身の『X』でメッセージとともに退団を発表した。

ヴァランは「マンチェスター・ユナイテッドのサポーターの皆、この特別なクラブでプレイし、このシャツを着ることができて、素晴らしい数年間だった」とマンUでの経験を語った。

「マンUの選手として初めてオールド・トラッフォードに行ったときは、狂気じみた雰囲気だった。僕はクラブとファンに恋をした。マンUでプレイしなければ、それが何を表しているのか理解できない」
「子供たちにとっては、ここが家なんだ。私にとっては生涯、(マンUが)特別な場所になる」

マンUでは2023年にカラバオカップの優勝を経験したヴァランは「ファンがウェンブリーに行けば、それは生涯忘れられないものになる。その瞬間を彼らと共有できたことは、本当に素晴らしかった」と振り返った。

その一方で、今季のプレミアリーグでは8位に沈み、惨憺たるシーズンとなっているマンUだが、それでも「難しいシーズンだったが、私は(マンUの)将来にとても前向きだ。新オーナーは明確なプランと素晴らしい戦略を持ってやってくる」とジム・ラトクリフ共同オーナーとINEOSグループの下、今後のマンUで大きな改革が行われることを語り、チームの改善に希望を持つ言葉を口にしている。

そして最後に「オールド・トラッフォードで、今季ホームでの最後の試合に別れを告げるために会おう。僕にとって、とても感動的な日になることは間違いない」という感謝と愛の言葉で退団発表を締めくくった。

今夏のマンUは、コビー・メイヌー、ラスムス・ホイルンド、アレハンドロ・ガルナチョを除くほぼ全てのポジションの選手に移籍の可能性があるとまで言われている。シーズン終了が近づく中で、マンUが迎える今夏は名門の再建に向けた別れの多い季節となるだろう。


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