“戦犯”になりかけたアカンジが “ヒーロー”オルテガへ感謝の言葉 ペップも腰を抜かした大ピンチを振り返る「ボールが入らないように祈っていた」

アカンジが招いたピンチを凌いだオルテガ  photo/Getty Images

ソン・フンミンのシュートを止めた

マンチェスター・シティのDFマヌエル・アカンジは自身のミスから生まれた大ピンチを救ってくれたGKシュテファン・オルテガへ感謝の言葉を語っている。英『Manchester Evening News』が報じた。

延期となっていたプレミアリーグ第34節でトッテナムと対戦し、2-0の勝利を収めたシティだったが、大きな話題となっているのが、80分のシーンだ。浮き玉の処理に手間取っているアカンジのボールをトッテナムFWブレナン・ジョンソンがつつくと、ソン・フンミンがこのボールに反応し、GKと一対一に。

ペップ・グアルディオラも頭を抱え、腰を抜かすほどの大ピンチだったが、ソンのシュートをオルテガが右足でスーパーセーブ。エデルソンの負傷により、途中出場のオルテガがチームを救う大活躍を見せたのだ。アカンジはこのシーンを振り返り、オルテガへの感謝の言葉を口にした。

「とても緊張していたし、ボールが入らないように祈っていた。試合後すぐにシュテファンのところに行き、信じられないようなセーブをしてくれたこと、そして私を救ってくれたことに感謝した。彼は私たちのために試合を救ってくれた」

「私は簡単な判断でボールを蹴り飛ばすべきだった。私はプレイしようとして、自分自身を厄介な状況に持ち込み、ボールを失った。シュテファンは素晴らしいセーブを見せてくれたし、窮地から救ってくれるためにチームメイトがいるんだ。本当に感謝しているよ」

「彼はいくつかのビッグセーブをしたが、彼にはその能力があることはわかっている。彼が途中出場でこのようなプレイを見せたのは初めてではない。アンフィールドでもそうだった。これほど難しい試合はないと思うし、彼はプレイするたびに自分自身を証明している。彼のことを本当にうれしく思っている」

時間帯が終了間際だったこともあり、オルテガが止めてくれなかったら、シティは引き分けや負けていた可能性すらあっただろう。なんとしても勝利が必要だったこの試合で、オルテガがいなかったらアカンジは戦犯扱いされていたかもしれない。


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