日本人選手たちがチームの中核を担い三連覇達成 セルティックがスコティッシュ・プレミアシップを制覇

キルマーノック戦で優勝を決めたセルティック photo/Getty Images

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前田大然が1ゴール1アシストを記録

スコティッシュ・プレミアシップ第37節キルマーノック戦でセルティックは5-0で勝利をおさめ、リーグ優勝を達成した。ブレンダン・ロジャーズ監督は、過去13シーズンで12回目となるスコティッシュ・プレミアシップ制覇を達成したセルティックについて「選手たちには大きなプレッシャーがあったが、結果やパフォーマンスを見れば、彼らがどう対処したかがわかる」とスコットランド『 BBC』に語った。

「自分にとってこの優勝は)大きな意味がある。私には常に疑問符がついていた。私はここにいるのに十分なのか? このチームを管理できるのか?期待されるレベルのサッカーができるのか? でも、今シーズンは迷うことはなかった。シーズンが進むにつれて、僕らはどんどん良くなってきた」

「サポーターのためにも、この数カ月でみんながひとつになれたことをとても嬉しく思う」
キルマーノック戦では旗手怜央と前田大然が先発出場し、古橋亨梧と岩田智輝は途中出場となった。中でも前田大然は1ゴール1アシストを記録し、『Glasgow World』は10点満点の採点で9点と高評価を与え次のように評した。

「そのペースを活かして得点に絡み、フォレストのためにジェットを噴射した。彼の今季の成績を批判する人もいるかもしれないが、彼がいないセルティックが同じチームでないことは否定できない。まさにゲームチェンジャーの活躍だった」

現在リーグ三連覇を果たしているセルティックで日本人選手たちの活躍は目覚ましいものがある。中でも、2022年に得点王(27得点)に輝き、最優秀選手賞も受賞した古橋亨梧や旗手怜央、前田大然などがチームの中核を担ってきた。セルティックは今季、スコティッシュカップでも決勝まで勝ち進んでおり、国内二冠の可能性も残されている。日本人選手たちが今後セルティックでどのような活躍を見せるのか注目していきたい。

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