パルマーを上回るのはケインとムバッペだけ  “32のゴール関与数記録”する22歳レフティが歩み始めたスターへの道

チェルシーで圧倒的存在感を放つ photo/Getty Images

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圧巻のパフォーマンス

今シーズン、大きな飛躍を遂げた選手の1人がチェルシーでプレイするイングランド代表MFコール・パルマーだ。

昨夏にマンチェスター・シティからチェルシーに移籍したパルマーはすでにチームのエースとして君臨しており、同選手がピッチにいるかいないかでチェルシーは全く違うチームになるほどの影響力を持つ。

そんなパルマーはここまでプレミアリーグ33試合で22ゴール10アシストを記録しており、ゴール関与数32はマンチェスター・シティのアーリング・ハーランド(27ゴール5アシスト)とアストン・ヴィラのオリー・ワトキンス(19ゴール13アシスト)と並び欧州5大リーグで3位タイとなっている。
この記録を上回るのはバイエルンのハリー・ケイン(36ゴール8アシスト)とパリ・サンジェルマン(PSG)のキリアン・ムバッペ(27ゴール7アシスト)だけとなっており、パルマーがここまで残した成績の凄さがわかる。

シティ時代からその才能が注目されていたパルマーだが、ペップ・グアルディオラ率いるチームの下では十分な出場時間を得ることができなかった。しかしチェルシーで出場時間を得たパルマーは水を得た魚の如く、才能を発揮し、シティにいた時よりも1段階も2段階も上のレベルに足を踏み入れたと言っていいだろう。

加入一年目からチェルシーのレジェンドたちの偉大な記録に並ぶほどの活躍を見せている22歳は今シーズン、新たな領域に辿り着き、スター選手への道を歩もうとしている。


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