「私は彼を人間だと思っていない」 シティの至宝フォーデンが語る “怪物”ハーランドの凄さ 「誰もどうやってやったのか分からない」

マンCのフォーデンとハーランド photo/Getty Images

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2年連続得点王が濃厚

マンチェスター・シティのフィル・フォーデンは英『90min』のインタビューでチームメイトであるアーリング・ハーランドのことを絶賛した。

今シーズン公式戦51試合で21ゴール11アシストを記録するフォーデンは、大きな飛躍を遂げ、シティの絶対的存在へと成長した。大一番でのゴールが目立つが、ゴールだけではなくチャンスメイクやゲームをコントロールする力もつけており、今のシティにおける存在感は抜群だ。そんなフォーデンはハーランドの凄さを語った。

「正直なところ、私は彼を人間だと思っていない。タフな試合が続くと、彼を見て『いつになったら得点してくれるんだろう』って考えるんだ。ああいう選手と一緒にプレイできるのは、本当に素晴らしいことだよ。厳しい状況に陥ったとき、彼はいつもステップアップして重要なゴールを決める。先日(トッテナム戦)で彼が僕らにとって重要な2つのゴールを決めたようにね。彼と一緒にプレイできるなんて、信じられないし、彼もまだ若い。彼はまだ若いし、これからも良くなっていくことを忘れてはいけない」
「プレミアリーグに来て、彼のようなやり方で驚嘆させる選手は見たことがない。僕にとっては世界で最もタフなリーグだし、彼がしてきたことを考えると、そうだね、誰もどうやってやったのか分からない」

昨シーズンよりシティに加入したハーランドは公式戦53試合で52ゴールという圧巻の成績を1年目にして残し、今シーズンはここまで公式戦43試合で38ゴール6アシストを記録している。怪我の影響や相棒のケビン・デ・ブライネの長期離脱もあり、昨シーズンほど数字は残せていないが、2年連続でのプレミアリーグ得点王へ限りなく近づいている。

批判を受けることもあったシーズンを送っているが、まだ23歳という年齢でこの数字を残しているのはやはり怪物だと言えるだろう。今週末にはウェストハムとのリーグ最終節を控えているが、ハーランドはチームを勝利に導くゴールを決めることができるか。

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