クロップ政権の“新戦力第1号”だった男が語る感謝 リヴァプールで愛された名将の姿「彼はジョークでみんなを笑わせてくれて……」

リヴァプール時代のグルイッチ photo/Getty Images

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リヴァプールでは16試合にしか出場できなかったが……

今季限りでリヴァプールを離れる指揮官ユルゲン・クロップに感謝しているのは、現所属選手だけではない。リヴァプールで結果を残せなかった選手の中にも、クロップへの感謝を示す者はいる。

その1人がFCポルトでプレイするMFマルコ・グルイッチだ。

グルイッチは2016年にセルビアの名門レッドスター・ベオグラードからリヴァプールへ移籍したが、リヴァプールでは16試合しか出場できなかった。レンタル移籍を繰り返した後、2022年に現在所属するポルトへと完全移籍している。
リヴァプールでのキャリアは決して成功とは言えないものだが、グルイッチはクロップから学んだものは大きかったと語る。

「リヴァプールのようなメガクラブに行くのは少し早すぎたかもしれない。ただ、ユルゲンからは多くのことを学んだ。最も難しかったのはハイプレスかな。それはチーム最大の武器となったけど、機能するまでにはトレーニングで非常に多くの時間が費やされていた」

「ユルゲンはとても良い指揮官だし、ナイスガイでもあった。彼はジョークでみんなを笑わせてくれて、いつもみんなのために時間を割いてくれる。それが食堂で働くスタッフであろうとね」(『Liverpool Echo』より)。

クロップは2015年の10月にリヴァプールの指揮官に就任しており、2016年の冬に獲得したグルイッチは補強第1号だった。期待には応えられなかったかもしれないが、現在28歳を迎えているグルイッチにとっては貴重な時間だったようだ。

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