クロップの次はペップか…… 前人未到の4連覇達成後に自身の将来に言及 「残留よりも退団に近づいている」

マンCの指揮官ペップ photo/Getty Images

現行契約は2025年まで

マンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラはプレミアリーグ最終節の試合後、自身の将来について言及した。

ウェストハムとの最終節で、3-1の勝利を飾ったシティ。最終的に勝ち点を91まで積み上げ、2位のアーセナルと勝ち点差2で優勝を飾った。最終節までもつれる大激戦となった今シーズンのプレミアリーグだが、終盤9連勝を飾ったシティが前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成し、幕を閉じた。

そんななか、ペップはシティとの契約も残り1年となった自身の将来について英『Sky Sports』にてコメントを残した。
「現実は、残留よりも退団に近づいている。もう8年、9年になる。今の気持ちは、来シーズンも残りたいということだ。クラブとも話し合ったし、来シーズンも話し合う時間がある。なぜなら、私は選手も見なければならないし、彼らが私についてくるなら、我々もついていく。来シーズンも残りたい。シーズン中に話し合おう。でも、8年、9年経つと……」

ペップは来シーズンの残留は明言し、契約を全うしたいと考えているようだが、それ以降についてはまだ決めていないという。残る今シーズンのタイトルであるFAカップ決勝への意気込みを語りつつ、数々のタイトルを獲ってきたこともあり、シティで他に何を成し遂げられるかを考えているという。

「昨シーズン(3冠を達成した後)も、私はそのように感じていた。我々はイスタンブールにいて『もう終わった。ここで何をするんだ。もう何も残っていない』と言った。でも私には契約がある。私はまだここにいて、いくつかの瞬間を楽しんでいる。時々疲れるけど、中には大好きなものもある」

「そして数日後には、違う選手たちと、いい試合をして勝利を収めるようになる。そして私たちは、誰も4連覇をやったことがないことを考え始める。それに挑戦してみようかと。今は、終わったと感じている。次はどうする?今は分からない。まあ、FAカップがあるのは知っている。私は知らなかったが、ゲーリー・リネカーがプレミアリーグとFAカップを連続して優勝したチームはない、と話してくれた。だから、相手はライバルだし、私が望むのは、選手たちが2、3日楽しんで、それから2、3日決勝戦の準備をすることだ」

「でも今はまだ、来シーズンは何がモチベーションになるのかわからない。すべてが終わってしまうと、それを見つけるのは難しい。でも、選手たちも私自身もその場にいて、今日勝つべきだと考えるだろう。当たり前のことだ、やるべきことをやるために、可能な限り働かないわけにはいかないだろう。そして、私たちはそれを成し遂げようとしている。私は知っている」

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