ペップが “ライバル”のクロップに惜別のメッセージ 感極まるシーンも 「寂しくなるだろう」「私を監督として新たなレベルに引き上げてくれた」

名勝負を繰り広げてきた2人の名将 photo/Getty Images

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リヴァプールを退任

マンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラはリヴァプールを退任するユルゲン・クロップ監督にメッセージを送った。

ブンデスリーガでも鎬を削り合った2人は長年プレミアリーグでライバル関係として数々の名勝負を繰り広げてきた。近年のプレミアリーグを語る上では、この2人の関係は欠かせない。最終節のウルブズ戦で見事2-0の勝利を飾ったリヴァプール。試合後にはセレモニーで盛大にクロップは送り出されたが、プレミアリーグ4連覇を決めた後、ペップは感極まる様子を見せながら、ライバルであるクロップについてこう話している。

「彼がいなくなると寂しくなるだろう。ユルゲンは私の人生にとって本当に重要な存在だ。彼は私を監督として新たなレベルに引き上げてくれた。私たちはお互いに信じられないほど尊敬し合っていると思う。彼は戻ってくるような気がする。彼の言葉には本当に感謝している。しかし彼は私の背後にこのクラブが私に提供し、与えてくれる多くのものがあることをよく知っている」(英『Daily Mail』より)
クロップは最終節を前に4連覇がかかっているペップについて「世界で最高の監督」と語っており、続けて、「あのクラブに他の監督を据えたとしても、4回連続でリーグ優勝することはない。それは彼と彼のチームによるものだ」と話しており、ライバルのペップが率いるチームを絶賛していた。

今シーズン限りでクロップが退任してしまうため、この2人のライバル関係も一度幕を閉じる。再びリーグやチームが変わった状態であい見えることもあるかもしれないが、この2人がプレミアリーグで繰り広げてきた激闘は色褪せることなく語り継がれていくだろう。

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