新戦力ドクの台頭、度重なる負傷…… リーグ戦スタメン10試合に留まったグリーリッシュが悔しさを吐露 「昨シーズンのようにできる限りプレイしたかった」

最終節も出番はなかった photo/Getty Images

悔しいシーズンに

プレミアリーグ最終節でウェストハムに3-1の勝利を収めたマンチェスター・シティ。最終節までもつれたアーセナルとの優勝争いを制し、プレミアリーグ史上初の4連覇を成し遂げた。

CLはラウンド8で敗退してしまったが、リーグ4連覇という偉業を成し遂げたシティ。しかし、10番のジャック・グリーリッシュの中には悔しさもあるようだ。

「今シーズン、いいパフォーマンスができたとはまったく思っていない。今年は1年目はよりいいパフォーマンスを残せた。最初の年は何が何でも勝ちたかったんだ。去年はもっとプレイしたし、今シーズンは止まったり進んだりのシーズンだった。でも部分的にはいいプレイができたと思うよ」

「僕の基準は高いから、試合によってはもっとプレイできたと思う。昨シーズンのようにできる限りプレイしたかった。ここにはいい選手がたくさんいるから難しいね。このチームのようにローテーションするチームは世界中探してもない。でも、そこが魅力なんだ」(英『Sky Sports』より)

グリーリッシュは今シーズンより加入したジェレミー・ドクの台頭や度重なる負傷離脱により、今シーズンは思ったように出場時間を伸ばせなかった。リーグ戦では20試合に出場し、スタメンは10回のみとなっている。ここ2試合はベンチで試合を見守ることとなり、チームは4連覇を果たしたものの、個人的には悔しさもあるだろう。

それでも試合終了後の、表彰式では新加入選手らにトロフィーを持つように促したりと、ピッチ外でもチームの雰囲気作りに取り組む姿も見られた。

ここまでは悔しいシーズンを送っているグリーリッシュだが、まだ試合は1つ残っている。FAカップ決勝のマンチェスター・ダービーではグリーリッシュの力が必要になってくる可能性もあるだろう。今シーズンの悔しさをぶつけたいグリーリッシュに出番は回ってくるのか、注目だ。

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