伊東純也は仏で『日本のムバッペ』となった リーグ10位のドリブル成功数、3位のチャンスメイク数が示す圧巻の攻撃性

スタッド・ランスのサイドを支配する伊東 photo/Getty Images

S・ランスの会長も絶賛

ベルギーのヘンクからフランスのスタッド・ランスへ移籍して2年。日本代表FW伊東純也はリーグ・アンでもトップクラスのウイングとなっている。

チームでは同じ日本代表FW中村敬斗も奮闘しており、クラブは今年8月に日本ツアーを実施する。8月3日にヴィッセル神戸と対戦する予定となっていて、スタッド・ランスにとって2人の日本人アタッカーは特別なのだ。

中でもクラブのジャンピエール・カイヨ会長が絶賛するのが伊東だ。仏『France Bleu』のインタビューにて、カイヨ会長は伊東のことを『日本のキリアン・ムバッペ』と表現している。

「彼は『日本のムバッペ』だよ。スポーツ店に入れば、四方八方にイトウの名前がある。我々クラブとしては、彼が去ることを望んでいない。今夏には日本でツアーもするしね。これはクラブにとっては信じられないほどの発展なんだ」

この表現も大袈裟なものではないだろう。今季の伊東はリーグ・アンで第10位となる54回のドリブル成功数、チャンスメイク数はモンペリエMFテジ・サヴァニエ(91回)、ブレストMFロマン・デル・カスティージョ(89回)に次いでリーグ3番目に多い80回を記録している(データは『WhoScored』より)。

全体では3ゴール7アシストの成績を残しており、チャンスメイク数はかなり印象的だ。サイドを縦に突破するスピード、そこからのチャンスメイクはリーグ・アンのDFをも苦しめる武器となっている。

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