シャビ監督退任発表のバルセロナ 後任はフリック氏が濃厚に

バルセロナの新監督を務めることが濃厚となったフリック氏 photo/Getty images

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2年契約を締結する模様

シャビ・エルナンデス監督の退任を発表したバルセロナだが、後任監督は元ドイツ代表指揮官が務めることになりそうだ。

ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バルセロナの新監督はハンジ・フリック氏になることが決定的とのこと。契約は既に完了しており、現在細部の交渉が進められ、代理人のピニ・ザハビ氏によって2年間の契約が承認されたという。

2021年秋、現役時代に活躍したバルセロナに指揮官として帰還したシャビ監督。翌年にはクラブを4年ぶりとなるラ・リーガ制覇に導くなど、順調な滑り出しだったが、今季はラ・リーガで宿敵レアル・マドリードに独走を許して連覇を逃す形に。またチャンピオンズリーグはベスト8で敗退となり、思い描いた結果を残すことはできていなかった。
これを受け、シャビ監督は今年1月に今季終了後に退任することを発表。しかしその後、チーム状態が上向きとなると、4月にはこの決断を覆して来季も残留することを発表。引き続き来季も指揮することが濃厚と見られていたが、今月16日のアルメリア戦前の会見で同監督がクラブの財政状況を憂う発言を残すと、この発言が会長であるジョアン・ラポルタ氏の逆鱗に触れる形に。この一件が引き金となり、24日、シャビ監督はバルセロナを今季限りで退任することが決定した。

そんなシャビ監督の後任を務める予定のフリック氏はフリックは19-20シーズンにはバイエルンで3冠を達成。同年のチャンピオンズリーグではバルセロナを8-2と下す強さを見せつけており、期待が高まる。なお、フリック氏はスタッフの一員として2人のドイツ人アシスタントを連れてくる予定のようだ。

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