伊藤洋輝に今夏ステップアップの可能性 シュツットガルトが左利きのCB獲得で高まる移籍の現実味

シュツットガルトの伊藤洋輝 photo/Getty Images

同タイプのCBを補強

25日(現地時間)、シュツットガルトはケルンからジェフ・シャボーを獲得したと発表した。契約期間は2028年6月末までとなっている。

1998年2月生まれで現在26歳のシャボーは、身長195㎝で左利きのセンターバック。ケルンには2022年1月から在籍し、公式戦57試合に出場。守備の要として活躍したが、ケルンがブンデスリーガ2部に降格となってしまったことでシュツットガルトへの移籍を決断したようだ。

一方、このシャボーの加入によって同選手と同じ左利きでセンターバックのポジションを主戦場とする伊藤洋輝の去就に注目が集まり始めている。ドイツ紙『Bild』も、シュツットガルトの中で6人の選手に今夏移籍の可能性があると報じ、その中の一人として伊藤の名前を挙げている。

「今年の冬、この日本人選手はサウジアラビアのアルナスルからのオファーを拒否した。クリスティアーノ・ロナウドが所属するアルナスルは、イトウに対して年俸総額1000万ユーロ(約16億円)を提示したにもかかわらずだ。今ではアルアハリも彼の名前を獲得候補のリストに載せているようだ。また、イングランド、スペイン、そしてイタリアのクラブもイトウの動向を注視している。彼の契約は、約3000万ユーロ(約51億円)以上の移籍金で解除可能となる」

伊藤は、今季シュツットガルトで公式戦29試合に出場し、同クラブのブンデスリーガ2位フィニッシュに大きく貢献した。シュツットガルトとの契約は2027年6月末となっているが、伊藤とタイプの似た選手が補強されたことを考えると、今夏移籍を決断する可能性は十分にありそうだ。

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