ドイツ4部での好成績からドイツ代表のコーチへ 充実の指導者キャリアを歩む36歳・ヴァーグナーへの注目

ドイツ代表のアシスタントコーチを務めるヴァーグナー photo/Getty Images

ブンデス1部での指導も視野に

ヘルタ・ベルリン、ホッフェンハイム、バイエルンなどで活躍し、2019年から1年間中国の天津泰達でプレイしてから現役を退いた元ドイツ代表FWザンドロ・ヴァーグナーを覚えているだろうか。

194cmの大型ストライカーだったヴァーグナーは、現役引退からすぐに指導者の道へ入った。2022-23シーズンにはドイツ4部となるレギオナルリーガに所属していたウンターハヒンクを指揮し、チームをレギオナルリーガ制覇へと導いている。

昨年9月からはドイツ代表のアシスタントコーチに就任していて、代表監督ユリアン・ナーゲルスマンの右腕としてEURO2024へ臨むことになる。ここまでの指導者キャリアはなかなか順調と言えよう。

独『Bavarian Football News』によれば、ヴァーグナーの野心はかなりのものだという。今年4月にはブライトンを1週間視察し、指揮官ロベルト・デ・ゼルビのトレーニングやミーティングにも出席。

ドイツ代表とは2026年までの契約を結んでいるものの、ヴァーグナーはブンデスリーガ1部のクラブを指揮する野望を抱いているようで、同メディアは上手くいけば来年にもそれが実現する可能性があると見ている。

36歳のヴァーグナーも注目の青年指揮官となる可能性があり、レギオナルリーガで結果を出したところからドイツ国内でもちょっとした注目を集めているようだ。

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