目玉戦力ネイマールを欠いたのに《34戦101ゴール》の無敗優勝 強すぎたアル・ヒラルは来季も要注意戦力となる

トロフィーを掲げて喜ぶアル・ヒラルの選手たち photo/Getty Images

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戦力はアジアでも圧倒的だ

欧州5大リーグとは注目度に違いがあるが、サウジアラビア国内リーグでも無敗優勝チームが誕生した。

今季リーグ戦34試合を31勝3分と圧倒的な成績で駆け抜けたアル・ヒラルだ。

アル・ヒラルも超大型補強をおこなってきたクラブで、今季は強力助っ人たちが存分に暴れた。セルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチはリーグ戦で28ゴール、ブラジル人FWマウコムが15ゴール、セルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチが11ゴールと期待通りの活躍だ。
攻撃面ではサウジアラビア代表の中心選手でもあるMFサーレム・アッ・ドーサリーも14ゴールを挙げていて、チームは34試合でリーグ最多101ゴールを挙げる大暴れぶりだ。2位のアル・ナスルもクリスティアーノ・ロナウドを中心に100ゴールを挙げていて、攻撃面に関して両チームは他クラブを圧倒している。

アル・ヒラルの場合は、守備陣でもセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ、モロッコ代表GKヤシン・ブヌといった選手が加わっていて、失点もリーグ最少の23点に抑えている。アル・ナスルは42失点喫しており、これが両チームの差になった。

しかもアル・ヒラルは昨年の目玉補強だったブラジル代表FWネイマールを怪我で欠いており、それで無敗優勝とは驚かされる。

SNSでは「来季のアル・ヒラルが楽しみ」との声が出ているが、今季はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を獲れなかった。戦力的には優勝候補No.1だったが、準決勝でアル・アインに敗北。来季は再びアジアの頂点を目指すことになり、この戦力は脅威だ。

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