セルティックの“名もなき英雄”と大絶賛 古橋、前田たちだけではない中盤の仕事人・岩田の1年

セルティックの優勝に貢献した岩田 photo/Getty Images

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中盤の底で黙々と仕事をこなしたと評価

今季も苦しみながらリーグ戦、リーグカップを制したセルティック。チームではFW古橋亨梧、前田大然、MF旗手怜央ら日本人選手が活躍しており、彼らはチームの主役と呼ぶべき存在だ。

しかし、優勝に貢献したのは『主役』たちだけではない。地元メディア『67HailHail』が忘れてはならない存在と名指ししたのは、守備的MFに入る27歳の岩田智輝だ。

昨年1月に横浜F・マリノスからセルティックへ移籍した岩田は、レギュラーポジションを掴んでいるわけではない。今季終盤の優勝決定プレイオフも全て途中出場で、古橋や前田に比べると話題に挙がる機会も少ない印象だ。
それでも、今季は旗手やカラム・マクレガーら中盤の選手が離脱している期間があった。その際には岩田が先発していて、同メディアはその働きぶりを称賛する。

「シーズンの重要な局面で大事な役割を果たしたにもかかわらず、おそらく十分な称賛を受けていない選手が1人いる。今季の岩田はチームに定着し、全コンペティションで24試合に出場して1ゴール2アシストを記録した」

「タイトル獲得には選手のローテーションが欠かせず、最後まで勝ち抜くためには十分な選手層の厚みが必要だ。この点において岩田は黙々と自分の仕事をこなし、チームにふさわしい万能な存在であることを示した。まさに名もなき英雄と言えるだろう」

先発、途中出場の両方からチームに貢献できる存在は貴重で、岩田はその役割を見事にこなしたと評価されている。決して派手な仕事ではないかもしれないが、その貢献度はきっちりと評価されるべきだろう。

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