チェルシーからのレンタルで10ゴールと躍動 イプスウィッチのプレミア昇格に貢献したハッチンソン充実の1年

イプスウィッチ・タウンで結果を出したハッチンソン photo/Getty Images

完璧なレンタル移籍だった

今季厳しいイングランド2部の戦いを勝ち抜き、2位でプレミアリーグ昇格を決めたイプスウィッチ・タウン。

そこで最高の1年を過ごしたと語るのは、チェルシーからレンタルでイプスウィッチ・タウンに加わっていた20歳のFWオマリ・ハッチンソンだ。

ハッチンソンはアーセナルの下部組織で育ってきたが、2022年にチェルシーと契約。しかしチェルシーは最近も超積極補強を続けており、若手が出番を得るのは簡単ではない。ハッチンソンは経験を積むべくイプスウィッチへ向かうことになったが、この動きは大正解だった。
ウイングでプレイするハッチンソンは、今季イングランド2部で10ゴール6アシストを記録。トップチームで戦うのは今季が初のことだったが、上々の成績だ。

英『Football London』によると、ハッチンソンも理想のレンタル移籍になったと満足感を口にする。

「素晴らしいシーズン、素晴らしい年だった。チームメイトはトレーニングから大きな自信を与えてくれて、その自信を試合にも活かせた」

「おそらく完璧なレンタル移籍だったと思う。これ以上良いレンタル移籍はないだろう?昇格できたのは理想的だったよ。僕としては、チームメイトと監督の信頼を勝ち取って多くの出場時間と経験を得ることが目的だった。そして、それが実現した」

イプスウィッチにとってもハッチンソンは貴重な戦力で、プレミアリーグでも戦力にカウントしたいところだろう。同メディアはイプスウィッチ側が2000万ポンドのオファーを提示する用意をしていると伝えていて、このままプレミアリーグの舞台を経験できればハッチンソンにとっても理想的だ。

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