今季1試合のみ出場の2500万ポンドDFも トッテナムは4名の選手の退団を発表

カップ戦1試合のみ出場したセセニョン photo/Getty Images

ケガに悩まされた選手も

トッテナムは契約終了に伴い、4名の選手の退団を発表した。DFエリック・ダイアー、DFジャフェット・タンガンガ、DFライアン・セセニョン、MFイヴァン・ペリシッチだ。クラブは声明で「エリック、イヴァン、ライアン、ジャフェットのクラブへの貢献に感謝し、今後の幸運を祈ります」と述べている。

このうち、ダイアーは次のクラブが決まっている。ダイアーはローン移籍したバイエルン・ミュンヘンでポジションの確保に成功し、2026年の6月末まで契約を延長した。アンジェ・ポステコグルー監督のファーストチョイスとなることはできなかったが、結果的にステップアップとも言える移籍を果たした。

ペリシッチは今年の1月に母国クロアチアのハイドゥク・スプリトへローン移籍したが、同メディアによるとこのままハイドゥク・スプリトに残留しそうである。アカデミー育ちのタンガンガは今季アウクスブルク、ミルウォールへローン移籍していたが、将来は不透明だ。

そして残念なのがライアン・セセニョンだ。攻撃的な左SB・MFとしてフラム在籍時はイングランド代表への招集も期待された同選手だが、ケガに悩まされた。今季はカップ戦1試合に出場したのみにとどまっており、今年2月には再離脱し手術を受けている。2019年に2500万ポンドで獲得したセセニョンは、攻撃的な左SBということでポステコグルーのサッカーにもハマりそうな人材だったが、稼働率に問題があった。

プレミアリーグ序盤では首位を走るも、徐々に息切れしてしまい5位に終わったスパーズ。来季こそチャンピオンズリーグ出場権を確保したいが、そのためにも人員整理が必要な状況だ。彼らに代わり活躍してくれるであろう新顔の加入に期待したいところだ。

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