狙った獲物は逃さないレアル・マドリードのペレス会長 来夏にレヴァークーゼンのエースと監督をダブルで獲得!?

ブンデスリーガ最年少ゴール記録を持つヴィルツ photo/Getty Images

スピードとテクニックで敵陣を突破するドリブルが魅力

レアル・マドリードが2025年夏にバイヤー・レヴァークーゼンのエース、フロリアン・ヴィルツの獲得を画策していると『TEAM TALK』が報じた。

ヴィルツは、今シーズンのブンデスリーガにおいて、レヴァークーゼンの無敗優勝に大きく貢献した21歳の攻撃的MF。そのリーグ戦も含め、公式戦には49試合に出場し、18ゴール20アシストという驚異的な成績を収め、ブンデスリーガ年間最優秀選手賞に選出された。

これまでバイエルン・ミュンヘンやリヴァプール、バルセロナなどの強豪クラブが獲得を狙っていると噂されてきたが、強力なライバルとなるレアル・マドリードの登場は、この三つのクラブを失望させるかもしれない。

レアル・マドリードは、彼を獲得するために1億ユーロを投じるとされ、フロレンティーノ・ペレス会長の性格上、狙った獲物はまず逃がすことがないと記事では言及されている。その上、このクラブの資金力と争って勝つには、どのクラブでも困難を強いられる。その例としてリヴァプールは苦い経験が既にある。ジュード・ベリンガムやオーレリアン・チュアメニの争奪戦でレアル・マドリードに敗れ去っている。もちろん財政難のバルセロナには、もっと厳しい争いとなるだろう。

ヴィルツの父親は、息子が来シーズンも引き続きレヴァークーゼンで戦うことを明かしており、2025年夏以降にこの選手をめぐる争奪戦の激化が予想される。加えてレアル・マドリードは、レヴァークーゼンの監督シャビ・アロンソとダブルで獲得する計画もあるのだそう。アロンソ監督も来シーズンは引き続きレヴァークーゼンでの指揮を予定しており、移籍は2025年以降になると考えれらているため両者のタイミングは合っている。ただレアル・マドリードがこの2人を獲得するためには、カルロ・アンチェロッティ監督との契約問題が発生する。現監督とは2026年までの契約が残っており、巧みな調整が必要となる。

果たしてレアル・マドリードが、今シーズン欧州サッカー界の目玉となったレヴァークーゼンの二人を掻っ攫ってしまうのか。今後の動向に注目したい。

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