日本人トップは鈴木優磨、驚異の「1100%アップ」を記録した選手も Jリーガーの最新市場価値

今季ここまでリーグ戦で8ゴールを決めている鈴木優磨 photo/Getty Images

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Jリーガー最高額はグスタフソン

明治安田J1リーグの2024シーズンも早いもので、まもなく折り返し地点を迎える。昇格1年目から首位に立ち大きな番狂わせを起こしているFC町田ゼルビア、近年J1を牽引するも今季は予想外の苦戦を強いられている横浜F・マリノスや川崎フロンターレなど……。今季もトピックはさまざまだ。

そんな中、移籍情報サイト『transfermarkt』がJリーグでプレイする選手たちの市場価値を更新した。最新の市場価値でJリーガー最高額となったのは、浦和レッズに所属するスウェーデン代表MFサミュエル・グスタフソン。市場価値は300万ユーロ(約5億1000万円)だ。

そして、同じく浦和のデンマーク代表MFオラ・ソルバッケン、川崎フロンターレのブラジル人FWエリソンが続く。ともに前回の査定からは50万ユーロほど下がってしまったものの、250万ユーロ(約4億2500万円)で2位タイとなっている。
一方で、日本人選手の中でトップとなったのが鹿島アントラーズに所属するFW鈴木優磨だ。今季もここまで8ゴールと結果を残していることもあり、前回から20万ユーロアップ。220万ユーロ(約3億7400万円)で、リーグ全体では4位タイとなった。

また、日本人で見ると、全体のトップ10入りは逃してしまったものの、サンフレッチェ広島から日本代表入りを果たしているMF川村拓夢とGK大迫敬介の2人が鈴木に次ぐ高評価。前者は前回から50万ユーロアップの170万ユーロ(約2億8900万円)、後者は20万ユーロアップの160万ユーロ(2億7200万ユーロ)となった。着実に結果を残してきている証拠だろう。

さらに、前回の査定から驚異の「1100%アップ」を記録した選手もいた。柏レイソルで抜群の存在感を放っている期待の若手DF関根大輝だ。もともと拓殖大学を卒業する2025年シーズンから正式加入する予定だったが、1年前倒しでプロ契約。ここまでリーグ戦13試合に出場しているほか、今夏に開催されるパリ五輪のメンバー候補にもなっている。昨季は特別指定選手としてルヴァン杯の1試合に出場したのみだったため、今年2月時点での市場価値は5万ユーロ(約800万円)だったが、今季前半戦の活躍により60万ユーロ(約1億200万円)まで上昇させた。

Jリーガーの市場価値トップ10は以下のとおり

1.サミュエル・グスタフソン(浦和レッズ) 300万ユーロ(約5億1000万円)
2.オラ・ソルバッケン(浦和レッズ) 250万ユーロ(約4億2500万円)
2.エリソン(川崎フロンターレ) 250万ユーロ(約4億2500万円)
4.ウェルトン(ガンバ大阪) 220万ユーロ(約3億7400万円)
4.ヴィトール・ブエノ(セレッソ大阪) 220万ユーロ(約3億7400万円)
4.鈴木 優磨(鹿島アントラーズ) 220万ユーロ(約3億7400万円)
7.アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス) 200万ユーロ(約3億4000万円)
8.細谷 真大(柏レイソル) 180万ユーロ(約3億600万円)
8.アレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ) 180万ユーロ(約3億600万円)
8.ドレシェヴィッチ(FC町田ゼルビア) 180万ユーロ(約3億600万円)
8.チャヴリッチ(鹿島アントラーズ) 180万ユーロ(約3億600万円)

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