ドイツ相手にボールを持てるか ブライトンで経験積んだ司令塔ギルモアがスコットランドのキーマンに

スコットランド代表でプレイするギルモア photo/Getty Images

EURO開幕戦からサプライズ起こせるか

14日より、ついにEURO2024が開幕する。オープニングマッチは開催国ドイツVSスコットランドだ。

スコットランドとしてはサプライズを起こしたいところだが、キーマンの1人に挙げられるのがブライトンMFビリー・ギルモアだ。

スコットランドは攻守にハードに戦える選手が揃っているが、その中でギルモアは技巧派タイプのMFだ。今季はロベルト・デ・ゼルビ率いるブライトンでリーグ戦30試合に出場するなど経験を積んでいて、ドイツ相手にボールを持つ時間を作るにはギルモアの頑張りが欠かせない。
英『Daily Mail』によると、ギルモアもドイツ相手に防戦一方の展開となるのは避けたいとコメントしている。

「今季はプレミアリーグの開幕から本当に楽しかった。ほとんどの試合に出場できたし、監督の信頼を得ていた。ブライトンは良いチームだし、あのプレイスタイルが気に入っているんだ。あのスタイルはボールを扱う僕に合っている」

「ドイツ戦でもボールを持つのは僕たちの目標になると思う。こちらがボールを持っているとき、相手は得点できないのだから。おそらくはそれが僕たちにとって最善の策となる。ドイツ戦に全力を尽くし、できれば勝利を目指したい」

ドイツ代表ではトニ・クロースが代表復帰を果たしていて、クロースを中心にゲームを組み立てられる展開となればスコットランドも苦しい。ハードに戦いつつボールを持つ時間を増やしたいところで、スコットランドがギルモアを中心にどう攻撃を組み立てるかも注目ポイントになる。

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