2006W杯優勝チームでもフィットする!? 現役イタリア代表を高く評価したローマのレジェンド 

長らく代表の10番を背負った photo/Getty Images

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キエーザとバレッラ、さらにスカマッカに言及

元イタリア代表のフランチェスコ・トッティ氏が、フェデリコ・キエーザとニコロ・バレッラについて「2006年のチームにもフィットする」と賞賛した。

このイタリアのレジェンドがそう発言したのは、ローマで行われたイベントに出席した際に受けたインタビュー内の一幕。現代表チームのメンバーで、2006年のW杯優勝チームの中でもメンバーに選出される人はどれくらいいるのかとの質問に対する返答だった。

トッティ氏は「3人以上はいる。いや、もしかしたらもっといるかもしれない」とあっさり答え、上述した2人の名前を挙げて「キエーザとバレッラは、そのチームに完璧にフィットしただろう」と語った。
さらにインタビューではもう一人、ローマのアカデミー出身者であるジャンルカ・スカマッカについても触れ、「彼は優れたストライカーであり、野獣のように力強い」と簡潔ではあるが好意的に評価。事実、このアタランタのストライカーは先日のアルバニア戦でもFWとしてDFを背負いながら受けたパスをキープし次の攻撃の起点になったかと思えば、ペナルティエリア内で豪快なバイシクルシュートを試みるなどチームに勢いをもたらす活躍を見せた。

最後にトッティ氏は、サッカー選手として代表で勝つことの重要性を示すように「W杯で優勝するのは全ての選手の夢だ。最後のPK戦の後、私たちが勝ったことが信じられなかったし、今でも本当かどうか信じられない時がたまにある」とその意外な心境を打ち明けた。

W杯に次ぐ重要な大会と目されるEUROのタイトルを獲ることも同じように重要であり、トッティ氏が今でも信じられないと思えるほどの夢を叶えたように、今のアッズーリも宿願を成就させることができるだろうか。彼らの活躍に期待したい。

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