成長続けるX・シモンズに熱視線集まる そうそうたるビッグクラブによる争奪戦の可能性も

今夏の去就が注目される photo/Getty Images

今季10ゴール15アシスト

オランダ代表FWシャビ・シモンズ(21)にはそうそうたるビッグクラブが目を光らせているようだ。

バルセロナの下部組織ラ・マシア出身のシモンズは16歳の時にパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍。その後PSGでプロデビューを飾るも、トップチームではなかなか出場機会を掴めず、昨シーズンはPSVへ移籍。すると、公式戦48試合で22ゴール12アシストを記録する大ブレイクを見せた。2023年にPSGが買い戻しを行い、今シーズンはライプツィヒにレンタル移籍を果たした。

2度目のレンタル移籍でもシモンズは輝きを見せる。今シーズンは公式戦43試合で10ゴール15アシストを記録。ここ2年はレンタル先で圧巻の活躍を見せている。そんななか、仏『L'Équipe』によると、シモンズをマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、バイエルン、バルセロナがターゲットとして動向を監視しているという。
ライプツィヒも引き留めたいと考えているが、今夏に一度PSGへ戻る。同メディアによると、シモンズは安定した出場時間を確保してレギュラーとして活躍でき、リーダーシップを発揮できる場所を望んでいるとのこと。新時代に入ったPSGのルイス・エンリケ監督もシモンズのことを高く評価しているようだが、同選手はPSGが自身の成長にとってふさわしい環境ではないと考えているようだ。

現在はオランダ代表としてEUROを戦っているため、大会終了後にシモンズはPSGに自分の考えを話すようだが、退団の可能性が高いという。しかし、同選手の獲得にはかなり高額な移籍金が必要になるだろう。ここ2シーズンは圧巻の成績を残すシモンズの今夏の去就に注目だ。

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