GS突破を決めたドイツ 指揮官&主将はチームの成長に手応え 「11月頃の状態だったら…」

握手を交わすギュンドアン(左)とナーゲルスマン監督(右) photo/Getty Images

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難敵から完封勝利

19日(現地時間)、ドイツはハンガリーとのEURO2024グループステージ第2戦に臨み、2-0で勝利した。

この試合、ドイツは序盤から優位に試合を進め、22分にMFジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)のゴールで先制。その後、ハンガリーにセットプレーから危ない場面を作られるも無失点で切り抜け、67分に左サイドからの折り返しをゴール前に走り込んだMFイルカイ・ギュンドアン(バルセロナ)が左足でゴールに流し込んで待望の追加点をマーク。ドイツがハンガリーを相手に完封勝利を収めてグループ2位以内を確定させた。

直近4回の対戦では2敗2分けと勝てていなかった難敵ハンガリーを下してベスト16進出を決めたことで、ドイツを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督はチームの成長に手応えを感じているようだ。
「チームは良い成長過程にある。11月頃の状態だったら、僕らはこの試合には勝てなかっただろう。これまでの僕らには、やろうとしていることが上手く行かないとチーム全体が壊れてしまうことがたくさんあったけれど、今日は安定感があった」(ドイツメディア『SPORTBUZZER』より)

また、ハンガリー戦で2点目のゴールを決めた主将のギュンドアンもチームが上昇気流に乗りつつあるとの考えを試合後に明かしている。

「感覚はどんどん良くなってきている。一緒にトレーニングをたくんやって、しかも試合でともにプレイすれば、この感覚はさらに良くなると思う」(ドイツメディア『Kicker』より)

ドイツは、23日にスイスとのグループステージ最終戦に臨む。ドイツはこのスイス戦で引き分け以上であればグループ首位、負ければ2位での決勝トーナメント進出となる。

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