スペインとの大一番に燃えるイタリア 指揮官「必要なら芝生も食べる」

イタリアのルチアーノ・スパレッティ監督 photo/Getty Images

強豪国同士の対決

20日(現地時間)、イタリアはEURO2024グループステージ第2戦でスペインと対戦する。大会連覇がかかる前回王者イタリアにとっては、グループステージ突破を早々に決めるためにも勝利が必要な試合となる。

ともにワールドカップとユーロを制したことがある欧州屈指の強豪同士の対戦は、これまでスペインの15勝11敗14分け。直近では2023年と2021年のUEFAネーションズリーグ準決勝で対戦し、どちらもスペインが2-1でイタリアを下している。

しかし、イタリアも前回大会を制した王者としての意地がある。イタリアのルチアーノ・スパレッティ監督も定例記者会見の場でスペインの強さに敬意を払う一方で勝利への意欲を見せている。
「私はスペインサッカーの歴史とクオリティをたいへんリスペクトしている。しかし、彼らを過大評価してはいけない。それはミスだ。我々にも彼らをイライラさせるためのクオリティがある。スペインは自信過剰になるべきではない。見る価値のあるサッカーを披露している国はたくさんあるのだから」

「我々はエレガントかつアグレッシブに戦わなければならない。必要なら芝生さえも食べるだろう。最終的に負けたとしても、『全てを出し切らなかった』と後悔したくない」(ドイツ紙『Bild』より)

イタリアはグループステージ初戦でアルバニアを2-1で下して白星スタートを飾ったが、スペインもクロアチアを相手に3-0で快勝。20日の直接対決で勝ったほうがグループステージ通過を決めることができる。

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