プラティニやジダン、アンリらと肩を並べたシャキリ “大舞台に強い男”がスコットランド戦で打ち立てた記録の数々

スコットランド戦で同点ゴールを決めたシャキリ photo/Getty Images

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過去6度の主要な国際大会で得点

スイス代表は19日、EURO2024・グループA第2節でスコットランド代表と対戦し、1-1のドローで終えた。この結果、勝ち点を「4」まで伸ばし、グループステージ突破へ向けてグループAの2位につけている。

13分に素早いカウンターから、スコット・マクトミネイに先制点を許してしまったスイス。しかし、この窮地を救ったのが大舞台にめっぽう強いことで知られるジェルダン・シャキリだ。

シャキリは26分、相手のパスミスをペナルティアーク付近で拾うと、思い切ってダイレクトで左足を振り抜く。鋭いシュートはゴール左上に突き刺さり、貴重な同点ゴールを奪ったのだ。

EURO2016(1ゴール)とEURO2020(3ゴール)に続いて、3大会連続でゴールを記録したシャキリ。データサイト『opta』によると、スイス出身の選手が3つの異なるEURO大会でゴールを記録したのは、彼が初めてとのことだ。

さらに、シャキリは2014年のブラジルW杯(3ゴール)、2018年のロシアW杯(1ゴール)、2022年のカタールW杯(1ゴール)でもゴールを記録している。過去6度の主要な国際大会で得点を挙げた初のヨーロッパ人となった。

また、これまでEUROで計5ゴール、W杯で計5ゴールを記録。ミシェル・プラティニ、ユルゲン・クリンスマン、ジネディーヌ・ジダン、ティエリ・アンリ、クリスティアーノ・ロナウド、ロメル・ルカクに次いで、この2つの国際舞台両方で5ゴール以上を記録した7人目の選手となった。

偉大なレジェンドたちと肩を並べたシャキリ。今後の活躍にも目が離せない。23日にドイツ代表と対戦するが、チームをノックアウトステージへ導くことができるのか。


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