EURO2024でブレイク中のスペイン代表FWウイリアムズにビッグクラブが熱視線

スペインのニコ・ウイリアムズ photo/Getty Images

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スペインの宝

MFジャマル・ムシアラ(バイエルン・ミュンヘン)やMFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)など20歳前後の若手選手達の活躍が目立つEURO2024の中でも、スペインのFWニコ・ウイリアムズ(アスレティック・ビルバオ)は、1-0で勝利した20日(現地時間)のイタリア戦でもマン・オブ・ザ・マッチに選ばれるなどその活躍は際立っている。

抜群のスピードを活かしたドリブル突破に加えて左右両足から正確なキックを蹴れるウイリアムズは今やスペインにとって必要不可欠な選手となりつつあり、それに伴って同選手は欧州のビッグクラブが獲得に興味を示す注目銘柄にもなっている。

スペインメディア『fichajes.net』によると、現在バルセロナ、アーセナル、チェルシーがウリアムズを獲得候補としてリストアップ。もしもバルセロナに行くことになればスペイン代表でも同僚のFWラミン・ヤマルとともに両翼を形成することになる。
そのヤマルも、ウイリアムズのバルセロナ加入を熱望しているようだ。同選手はスペインメディア『Cadena Sport』との取材の中で以下のように語っている。

「ニコは素晴らしい選手だ。僕は、彼がバルセロナに来ることを決断してくれると思っている。僕らは本当によくお互いを理解しあっているんだ。彼は勇敢で、どんな相手にも勝てるし、どのチームにとっても助けになる存在だよ。僕自身に権利があったとしたら、彼と契約するね」

しかし、アーセナルやチェルシーも、ウイリアムズと同じ左ウイングのポジションを主戦場にするFWガブリエル・マルティネッリとFWミハイル・ムドリクの今季のパフォーマンスが期待外れに終わったことからウイリアムズをめぐる争奪戦から早々に撤退することはないだろう。

ウイリアムズとビルバオとの契約は2027年6月末までとなっていて、同選手の契約には5800万ユーロ(約99億円)以上のオファーがあれば移籍できるという契約解除条項が含まれているという。

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