今のバルサで《アンタッチャブル》なのはクバルシやヤマルら “6人”だけ? デ・ヨングやアラウホらもオファー次第では売却か

ヤマルはアンタッチャブルな存在の1人 photo/Getty Images

移籍市場での動きに注目集まる

シャビ・エルナンデス監督を解任し、ハンジ・フリック氏を招聘したバルセロナ。

今夏の新戦力の補強に大きな注目が集まっているが、一方で既存戦力の売却もバルセロナが行わなければならない課題の1つだ。依然として財政難のバルセロナは主力選手の売却を強いられる可能性が高いが、スペイン『SPORT』によると、クラブに売却の意思がない「アンタッチャブル」な存在は6人だけだという。

その6人とはラミン・ヤマル、パウ・クバルシ、ペドリ、ガビ、フェルミン・ロペスといったクラブの未来を担う5人と、絶対的守護神であるマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンを含めた6名となっており、ほとんどのメンバーのオファーに耳を傾けるつもりだという。

ディフェンスリーダーであるロナルド・アラウホや中盤の要であるフレンキー・デ・ヨングといったスーパースターでさえも適正価格でのオファーであれば、売却を容認する可能性があるようだ。一方でアラウホに関してはフリック率いる新生バルセロナで欠かせない役割を担うたため、議論の余地がないほどのオファーでない限り移籍を容認する可能性は低いとのこと。デ・ヨングもアラウホ同様の状況にのみ売却のようだが、高い年俸が財政難のバルセロナにとってはネックになっているようだ。

イルカイ・ギュンドアンとロベルト・レヴァンドフスキに関しても来シーズンもチームの中心となることを期待されているようだが、年齢や年俸を考慮して、適正オファーであれば売却も視野に入れているという。しかしこの2人はベテランであるためバルセロナはオファーを期待していないとも綴っている。

シャビからフリックに代わったことで状況が変わった選手もいるようだが、バルセロナは今夏、新鮮戦力の補強と同時に既存戦力の売却を行わなければならない。ジョアン・カンセロとジョアン・フェリックスといったレンタル移籍中の去就も決定させなくてはならず、慌ただしい夏を送ることになりそうだ。

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