アーセナルはバイエルンからキミッヒ獲得も視野に 中盤の短期的な解決策か

現在ドイツ代表としてEUROに参加しているキミッヒ photo/Getty Images

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ドイツ代表の実力者

23-24シーズンのプレミアリーグを2位で終えたアーセナル。来季はタイトルという結果を出さなければならないシーズンであり、クラブは積極的に補強に動いているようだ。

ストライカー、右ウイング、中盤などが補強ポイントとされているが、英『football.london』は中盤のポジションが最重要であるとみている。噂にあがっているのがレアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディ、エヴァートンMFアマドゥ・オナナなどだが、独『sky sports』のフロリアン・プラッテンベルグ記者はバイエルン・ミュンヘンのジョシュア・キミッヒにアーセナルが興味を示していると報じている。

キミッヒとバイエルンとの契約は2025年の6月まで。バイエルンが移籍金を得るつもりならば今夏での放出もありうると言われている。中盤の底と右サイドバックという2つのポジションでプレイできるキミッヒの獲得は、アーセナルにも多くの利があると思われる。ベン・ホワイト、冨安健洋、ユリエン・ティンバーと右サイドバックでプレイできる選手は多いが、CLを含めた4つのコンペティションを戦い、かつ結果を出すことが求められているなかで、2つのポジションで戦えるワールドクラスのキミッヒの獲得は大きなものになるはずだ。
キミッヒは29歳であり長期契約は望めないが、『football.london』はトーマス・パルティの獲得と同じように短期的に高いクオリティを提供してくれると見ており、獲得すれば間違いのない戦力となるだろう。しかし懸念されるのは現在バイエルンで受け取っているキミッヒの高い給料で、年俸にして2000万ユーロ、イングランドでの週給に換算すると32万5000ポンドにも及ぶという。

キミッヒには現在特定の代理人がおらず、獲得するためには本人と直接の交渉が必要であるようで、どれだけキミッヒ本人を納得させるオファーが出せるかもカギとなりそうだ。

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