グループステージ突破へ イタリア指揮官がクロアチア撃破へ決意 「我々は偉大なチーム」

イタリアのルチアーノ・スパレッティ監督 photo/Getty Images

運命のGS最終戦

24日(現地時間)、イタリアはEURO2024グループステージ最終戦でクロアチアと対戦する。アルバニアとの初戦に2-1で勝利したイタリアだったが、続くスペインとの第2戦では0-1で敗戦。自力でグループステージ通過を決めるにはクロアチア戦での勝利が必要となる。

対するクロアチアは、初戦のスペイン戦は0-3で完敗、アルバニアとの第2戦は2-2の引き分けに終わるなど今大会は苦戦している。

しかし、直近2回のワールドカップで準優勝、3位という結果を残したクロアチアの実力をイタリア決して過小評価してはいない。23日の定例記者会見に出席したDFアレッサンドロ・バストーニ(インテル)も彼らの底力に警戒感を示している。
「僕らはクロアチアのことは分析しているし、リスペクトもしている。あの経験豊富なメンバーの強みについては理解しているよ。彼らは80試合以上も同じチームで戦っている。代表チームとしては他に類を見ないような存在だ」(ドイツ紙『Bild』より)

一方、バストーニとともに記者会見に出席したルチアーノ・スパレッティ監督は、先発メンバーの変更を示唆しつつ、打倒クロアチアに自信を見せている。

「偉大な歴史か、それともほんの小さなエピソードしか残せないかを決定づけるような試合がサッカーにはある。クロアチア戦でポジティブな結果を収められなければ、我々はイタリアに帰ることになる」

「我々は、自分達が素晴らしい精神を持った偉大なチームだと常々言ってきた。このチームは信用に値する。なぜなら、毎日全力で頑張る姿、ピッチ上で全てを出し切ろうとする姿が見られるからだ。クロアチア戦では、90分間どのように試合のテンポを維持するかが非常に重要になってくる。何人かのメンバーの入れ替えはあり得るだろう。スペイン戦での我々にはあまりキレがなかったからね」

果たしてイタリアは、今大会の最激戦区と言われたグループBを突破して決勝トーナメント進出を決めることができるのだろうか。

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