サンフレッチェ広島MF川村拓夢がザルツブルクへ完全移籍 「年齢的にも最後のチャンスだと思い、新しい世界へチャレンジすることを決断しました」

初の海外挑戦へ photo/Getty Images

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今シーズンは2ゴール

サンフレッチェ広島は24日、日本代表MF川村拓夢(24)がオーストリア1部FCレッドブル・ザルツブルクへ完全移籍することを発表した。

広島出身の川村はサンフレッチェの下部組織出身の24歳。2018年にトップチームへ昇格すると、2019年から3シーズン愛媛FCへレンタル移籍を果たした。武者修行を終え、2022年より復帰した川村はJ1で62試合に出場し8ゴールをマークしている。

今シーズンはここまでリーグ戦14試合に出場し2ゴールをマークしていた川村は2024年元旦に行われたタイ代表との試合で日本代表初出場を飾り、今月行われた北中米W杯アジア2次予選の代表メンバーにも選ばれていた。
24歳で初の海外挑戦を決断した川村はクラブの公式で下記コメントを残している。

「このたび、FCレッドブル・ザルツブルクへ移籍することになりました。このタイミングでチームを離れることに悩みましたが、サッカー選手として新しい挑戦をしたい自分の気持ちを尊重し、受け入れてくれたスキッベ監督をはじめ、クラブ、スタッフ、チームメートには感謝しています」

「スクールの頃から約10年間、クラブにはサッカーはもちろん、人としてもたくさん成長させてもらいました。僕自身、このクラブのユニフォームを着てタイトルを取ることが小さい頃からの夢であり、クラブへの1番の恩返しだと思っていました」

「そのなかで昨年初めてシーズンを通して試合に出場しましたが、チームの勝利に貢献したい、活躍したいという気持ちと、パフォーマンスがなかなか伴わず、シーズンを通して難しい時期が続き、選手として人としてもっと成長したい、大きくなりたいと強く感じるようになりました。そして今回、ザルツブルクからオファーをいただき、年齢的にも最後のチャンスだと思い、新しい世界へチャレンジすることを決断しました」

「トップチームでプレイして3年半、まだこのクラブでやり残した事、成し遂げたい事はたくさんあります。海外でさらに成長し、サンフレッチェ広島から改めて選手としてオファーをいただけるような活躍をしたいと思います」

「このクラブのユニフォームを着て皆さんと共に戦った選手として、これからも少しでも応援していただけると嬉しいです。10年間本当にありがとうございました」

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