イタリア指揮官がクロアチア戦での情報漏洩に激怒 「チームを傷つけた者がいる」

イタリアのルチアーノ・スパレッティ監督 photo/Getty Images

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母国メディアがスクープ

24日(現地時間)、イタリアはEURO2024グループステージ最終戦でクロアチアと対戦し、1-1で引き分けた。この結果によって、イタリアはグループ2位で決勝トーナメント進出を決めた。

終了間際の劇的な同点ゴールで16強進出を決めたイタリアだが、試合後の記者会見で指揮官のルチアーノ・スパレッティ監督は、イタリアメディア『Squadra Azzurra』がクロアチア戦でイタリアがシステムを[3-5-2]に変更すると報じていたことについて触れ、「情報を漏らしてチームを傷つけた者がいる」と語気を強めて指摘。会見に出席していた記者から、「そもそもイタリアはシステムを変えたほうが良さそうだという兆候は見えていた」と指摘されると以下のようにその記者に向かって反論した。

「君はいくつだ?51歳?私は65歳だ。つまり私のほうが14歳年上だ!私はつねに選手達と会話の機会を設けているし、彼らの話に耳を傾ける必要がある。そうした会話の結果が先発メンバーの漏洩だったとしたら、一体私の何が間違っていたというのだ?」 
イタリアは、29日にグループAを2位で通過したスイスと決勝トーナメント1回戦で対戦する。グループステージ最終戦でドイツを相手に勝利まであと一歩のところに迫ったスイスは、スペインやイタリアにも劣らぬ強敵であり、今回のような情報のリークがまた起きれば勝利はおぼつかない。そのため、スパレッティ監督がどのようにチーム内部の規律の徹底を図るかが注目される。

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