バイエルンがムシアラと契約延長交渉開始へ エバール取締役「彼はクラブの顔」

ドイツ代表のジャマル・ムシアラ photo/Getty Images

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代表チームでも期待通りの活躍

バイエルン・ミュンヘンは、現在行われているEURO2024が終了した後でドイツ代表MFジャマル・ムシアラと契約延長に向けた交渉を開始する予定であることが分かった。ドイツ紙『Bild』が伝えている。

開催国ドイツの一員として同大会に臨んでいるムシアラは、開幕戦から3試合連続で先発出場を果たし、ここまで2ゴールを記録。今大会の注目選手の一人という前評判にふさわしい活躍でドイツのグループステージ首位通過に大きく貢献した。

既にバイエルンでは絶対的な存在となって久しいムシアラだが、今大会での活躍によってマンチェスター・シティなど以前から同選手に興味をしめしていた欧州のビッグクラブが獲得に向けた動きを強めるのは必至だろう。
そのため、バイエルンとしては先手を打って2026年6月末までとなっているムシアラとの契約を延長しようとしているようだ。『Bild』によると、バイエルンはムシアラに現在の年俸900万ユーロ(約15億円)の倍額以上にあたる最大2400万ユーロ(約41億円)を提示する方針であるという。

交渉が成立すれば、ムシアラは21歳にして現所属選手の中でもトップクラスの高給取りとなる。それはクラブ首脳陣からの大きな期待の表れでもあり、同クラブのマックス・エバール取締役もムシアラの去就について以下のように語っている。

『とても優秀な選手が所属していることがバイエルンには求められているので、我々には図抜けた個の力が必要だ。ジャマルは素晴らしい選手であり、クラブの顔だ。彼が我々のもとにいてくれて幸せだよ。新監督のヴァンサン(コンパニ)も、できるだけ長くジャマルと一緒に仕事をして、彼とともに素晴らしい時間を過ごすことを目標にしている。我々はそれ以外のことについて考えていない』(ドイツ紙『Bild』より)

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