破談の可能性も? レヴァークーゼンがドイツ代表DFターをめぐるバイエルンとの交渉で徹底抗戦の構え

ドイツ代表のヨナタン・ター photo/Getty Images

ター本人は移籍を希望

ドイツ代表DFヨナタン・ターをめぐるレヴァークーゼンとバイエルン・ミュンヘンとの交渉がだいぶ難航しているようだ。

ターは無敗でブンデスリーガ初優勝とDFBポカール優勝の国内二冠を達成したレヴァークーゼンで今季公式戦48試合に出場し、守備の要として活躍した。しかし、シーズン終了後にバイエルンと移籍について個人合意に達し、レヴァークーゼンの関係者にも移籍を希望していると伝えたことから、両クラブはターの移籍についての交渉を開始していた。

ドイツ紙『Bild』によると、移籍金に関する両クラブの希望額に大きな差があるため、交渉が難航しているようだ。バイエルンは最初に1800万ユーロ(約30億円)を提示したが、レヴァークーゼンはこれを拒否。同クラブとしては、4000万ユーロ(約68億円)以上の移籍金でなければターの移籍は認めない方針で、最初の提示額の倍以上の金額をバイエルンが再提示できるかが焦点となっていると『Bild』は伝えている。

ターとレヴァークーゼンとの契約は来年2025年6月末までとなっていることから、今回移籍の話がまとまらなければ、来年夏には移籍金なしのフリー移籍でターが退団してしまうこともあり得る。しかし、レヴァークーゼンの首脳陣はそうしたフリー移籍よりも、主力選手を自分達の希望額以下の金額でライバルに引き抜かれることは絶対に容認しないとの方針を重視しているとされ、現段階で移籍金について両クラブ間で交渉がまとまる可能性は高くないと見られている。

果たして交渉は最終的にどのような結論に至るのだろうか。

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