辛口のロイ・キーンも絶賛! イングランド代表の中で「特別な才能を持つ」と語った選手とは 「彼がボールを持つたびに、何かが起こりそうな予感がする」

短い時間でも存在感を発揮したパルマー photo/Getty Images

続きを見る

スロベニア戦で70分より出場

EUROグループステージ第3戦のスロベニア戦で今大会初出場を飾ったイングランド代表コール・パルマー。

後半70分からの出場で、プレイ時間は20分と限られていたが、今後に期待感を抱かせるプレイを見せた。ブカヨ・サカに代わって右ウイングでの出場となったパルマーの存在感を称賛するのは普段厳しい意見も多いロイ・キーン氏だ。

「私がいつも見るのを楽しみにしている1人がコール・パルマーだ。彼は特別な才能を持っている。なぜ彼が最初の試合や2試合目に出場しなかったのかと不思議に思っていたが、彼がボールを持つたびに、何かが起こりそうな予感がする。確かに、試合の最後の15分から20分にかけて、彼らのゲームには少し流れがあった。彼らは攻撃面でさらに質の高さを示さなければならないが、私はパルマーが大好きだ。彼は素晴らしいと思う」(『ITV』より)
今シーズン、新天地のチェルシーで公式戦45試合に出場し、25ゴール15アシストという圧巻の成績を残したパルマー。イングランド代表ではフォーデンやベリンガム、サカといったメンバーとポジションを争わなければならないが、スロベニア戦では自身の存在価値を見せつけるパフォーマンスを見せた。もっと長い時間でのプレイを見たいという声も多く、不発な攻撃陣の光となる可能性もあるだろう。

キーン氏の称賛のコメントを受けて、パルマーは「そうだね、いつもそう言ってもらえるのは嬉しいことだよ。特に、国際試合やマンチェスター・ユナイテッドでプレイしたロイ・キーンのような人からそう言ってもらえるのは嬉しいことだ」と語っている。

ここまでは大会屈指のアタッカー陣を擁するも、影を潜めるイングランド代表でパルマーは起爆剤となれるのか。決勝トーナメントでのパフォーマンスに注目だ。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ