バイエルンはベルギー代表MFオナナ獲得に興味も…… エヴァートンは約101億円の移籍金を要求で強気の姿勢か

現在はEUROを戦っている photo/Getty Images

売却は容認するが

バイエルンはエヴァートンでプレイするベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)の獲得を検討しているという。英『THE Sun』が伝えている。

195cmという恵まれた体格をもつオナナはフィジカルだけではなく、足元の技術も優れたMFだ。長い手足を駆使したボールキープやボール奪取は同選手の大きな武器であり、ここ数年は移籍市場が開かれるたびにビッグクラブへの移籍が噂されてきた。

今夏もその流れは続いており、アーセナルやバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなどが興味を示していると噂では浮上していた。同メディアによると、バイエルンもオナナの動向を注目しており、新監督に就任したヴァンサン・コンパニ監督がオナナを新生バイエルンに迎え入れたいと考えているとのこと。
一方のエヴァートンはプレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の関係で今夏に主力選手の売却を強いられる可能性が高いと考えられている。そのため、オナナだけではなく、ジャラッド・ブランスウェイトやドミニク・カルヴァート・ルーウィンらもビッグクラブのターゲットにされている。

エヴァートンはオナナの売却にも応じる姿勢ではあるが、安く売るつもりはなく、移籍金として5000万ポンド(約101億円)を要求しているとのこと。エヴァートンとしてはリールからオナナを獲得した際に費やした3000万ポンドの移籍金を少しでも回収したいと考えているようだ。

バイエルンはクリスタル・パレスのマイケル・オリーセの獲得が迫っており、総額5000万ポンドほどを払う見込みであり、オナナにも同等の金額を使うのかは不明だ。ここまでは積極的な補強への動きを見せるバイエルンの動きに引き続き注目だ。

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