サンチョの次なる移籍先はバルセロナ? マンUが強豪クラブに逆オファーの報道

マンUからドルトムントへレンタル移籍したサンチョ photo/Getty Images

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飛躍のシーズンを過ごした問題児

今季のボルシア・ドルトムントでチャンピオンズリーグ決勝進出の立役者となったジェイドン・サンチョは、レンタル元であるマンチェスター・ユナイテッドに戻って新たな移籍先を探すことになりそうだ。

『SPORT』はマンUがユヴェントスとバルセロナにサンチョ獲得の逆オファーを行ったと報じている。マンUがサンチョの移籍金を5000万ポンドに設定していることからユヴェントスは獲得を拒否したが、バルセロナは他の獲得希望選手を完全移籍で獲得出来なければ、レンタル移籍でのサンチョの獲得を検討しているという。

バルセロナの左サイドの補強第一獲得候補として、リヴァプールのFWルイス・ディアスが挙げられている。しかし、リヴァプールは2022年にポルトから最大6000万ユーロでディアスを獲得していることから、金銭面においてバルセロナがディアスを獲得することはあまり現実的とは言えない。また、もう一人の獲得候補であるニコ・ウィリアムズも契約解除金が5000万ユーロに設定されていることから獲得は容易ではないだろう。
加えて、今季のバルセロナで主に左サイドを務めたハフィーニャを売却して今夏の補強資金を調達しようとしていることから、ディアスやウィリアムズのような選手を獲得出来なければ、新指揮官のハンジ・フリックもサンチョの獲得に反対しないだろうと見られている。

マンUもまた、来季も監督を継続することが濃厚となっているエリック・テン・ハーグとサンチョの関係が破綻していることから、サンチョがマンUで起用される可能性も極めて低い。

バルセロナは来季の左サイドを完全移籍で選手を獲得するのか、それとも今季のジョアン・フェリックスのようにレンタル移籍で獲得するのか注目を集めるところだ。

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