ACミランは去就騒がれるルカクの獲得へ動く ネックとなるはチェルシーが要求する約50億円の移籍金か

イタリアクラブが狙うルカク photo/Getty Images

ナポリも獲得に興味

現在ベルギー代表としてEUROを戦っているロメル・ルカク(31)は今夏の去就が注目されている。

2021年夏にインテルからチェルシーに復帰を果たしたルカクだが、現在は2シーズン連続でレンタル移籍をしている。22-23シーズンはインテルで公式戦37試合で14ゴール7アシスト、23-24シーズンはローマで公式戦47試合に出場し、21ゴール4アシストという素晴らしい成績を残しているものの、完全移籍という形には至っていない。

チェルシーにはもう居場所はなく、クラブは依然としてルカクを完全移籍で買い取ってくれるクラブを探している。そんななか、今夏のルカクの獲得に特に興味を持っているのがナポリとACミランのようだ。英『Daily Mail』やイタリアメディア『Sky Sports』が伝えている。
ナポリはルカクの獲得に動くかどうかはヴィクター・オシムヘンの去就が関係しており、オシムヘンの去就が先決だと考えているようだ。そのため現段階では具体的に動くわけにはいかないという状況だと同メディアは伝えている。

一方でミランはルカクの獲得にはタイミングが重要だと考えており、ナポリが本格的に動き出す前に契約を締結したいと考えているため、チェルシーと交渉を開始したとのこと。チェルシーが同選手の移籍金として要求する2500万ポンド(約50億円)をミランは準備しているようだが、この移籍金で獲得することに依然として多少の不安がある状況だという。

ここ2シーズンはイタリアで結果を残していることもあって、セリエAのクラブからの人気が高いルカク。今夏も再び去就が注目されるが、ミランはルカクを獲得することができるのか。

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