カナダ戦に続いてチリ戦でも途中出場からゴール アルゼンチン代表通算《60戦26ゴール》奪うラウタロが止まらない

アルゼンチン代表を救ったラウタロ photo/Getty Images

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アルバレスとの2トップも見てみたい

26日にコパ・アメリカのグループステージ第2節でチリ代表と対戦したアルゼンチンは、終盤のゴールで1-0と勝利を収めた。

この1点を決めたのは、73分より出場したインテル所属FWラウタロ・マルティネスだ。

ラウタロは初戦のカナダ戦でもベンチスタートとだったが、カナダ戦でも1ゴールを記録。チリ戦でも途中出場から1ゴール決め、ここまでの2試合は見事な働きだ。
チームの前線ではマンチェスター・シティFWフリアン・アルバレスが先発に選ばれていて、アルバレスは2022年のワールドカップ・カタール大会で大きく評価を伸ばした。前線から守備に走り回ってくれることもポイントが高く、今もチームの柱であるリオネル・メッシの守備負担を軽減できる選手でもある。それもアルバレスがラウタロより優先的に起用されている理由の1つなのだろう。

ただ、得点力ではラウタロも負けていない。何より今季のセリエA得点王であり、代表でも通算60試合で26ゴールと見事な成績を残している。カタール大会では少し調子を落としたが、本来の実力はワールドクラスだ。

伊『Gazzetta dello Sport』はコパ・アメリカでのラウタロの貢献度を絶賛していて、メッシが代表を去る際にはラウタロが攻撃のリーダーになれると太鼓判を押す。

メッシは37歳を迎えてもトップレベルを維持しているが、今後の代表キャリアに関しては不透明だ。2026年のワールドカップには出場できそうな気配もあるが、その次のコパ・アメリカ2028はさすがに厳しいか。その際には、メッシに代わる攻撃のリーダーを見つけなくてはならない。

ラウタロはその第一候補と言えそうで、将来的にはアルバレスとラウタロで2トップを組むのもいい。今大会のメンバーに入っているマンチェスター・ユナイテッドFWアレハンドロ・ガルナチョ、今季イタリアのフロジノーネで大ブレイクした21歳のMFマティアス・ソウレなど、楽しみな若手も出てきている。

メッシの穴を埋めるのは不可能だろうが、ラウタロ&アルバレスを中心にアルゼンチン攻撃陣の未来は明るい。

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