ファン・ダイクが反省「オランダ代表を過大評価していたかもしれない」 批判を一身に受けたキャプテンが次戦への決意も語る

1対1では無類の強さを誇っていた photo/Getty Images

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失敗を認め、改めて勝利への決意を示した

オランダ代表のキャプテンを務めるフィルジル・ファン・ダイクが、EURO2024におけるオランダ代表の低調ぶりに対し、自ら反省の弁を述べたと『BBC』が報じている。

そのオランダ代表は、優勝候補の一角として期待されながらも、蓋を開けてみれば本来の実力が発揮できずにグループステージの戦いを終えてしまっていた。結果は1勝1敗1分で3位。他グループの状況を待って、かろうじてノックアウト進出を決めていた。

特に3戦目のオーストリア戦では、同点に追いついた直後に簡単に失点を喫し、そのまま敗戦。国内では批判が生じ、OBのラファエル・ファン・デル・ファールト氏も勝利への執念がなかったと非難していた。
ファン・ダイクは「それらの批判は完全に理解できる」と語り、「全体的には、もっと良くなる可能性もあるし、そうあるべきだ。私たちは自分自身を過大評価しているのかもしれない」と反省の言葉を述べた。

また敗戦の理由について、勝利への執念がなかったという指摘に対しては「うまくいかなかったのは戦術の問題ではない。主に勝利への意欲の問題だった。だからその点について私たちは真剣に話し合った」と全面的に認めた。

ただファン・ダイクは最後にこれまでの戦いを省みた後で、改めてトーナメントを勝ち上がる決意を示した。

「もっと上手くできるし、そうなるべきだ。そのために私たちは努力している」

オランダ代表の次戦は、日本時間7月2日、ルーマニアと対戦する。彼らの努力が報われることを期待したい。

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