デ・ゼルビがマルセイユの監督に就任決定! 「強豪クラブとしての地位を取り戻す」と意気込みも語る

リーグ・アンは初挑戦 photo/Getty Images

新天地はフランスの歴史あるクラブ

23−24シーズンまでブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンの監督だったロベルト・デ・ゼルビが、正式にオリンピック・マルセイユの監督に就任することが決定した。

デ・ゼルビは2022年9月からプレミアリーグのブライトンで指揮を取り始めると、たびたび強豪を負かし、一躍サッカー界で時の人となった。戦術家で知られ、強豪クラブも後任候補として注目していた。マルセイユの公式発表によると、2027年の3年契約とのこと。デ・ゼルビ本人も就任の決意をこう述べている。

「マルセイユに加入できてとてもうれしいです。このクラブに加入したいという強い願望を感じていました。 このクラブを取り巻く歴史と名声、そのサポーターの情熱と熱意が、このエキサイティングな挑戦に着手するという私の決断の決め手となりました。マルセイユにふさわしい地位を取り戻すのを手助けするのが待ちきれません」

マルセイユといえば、リーグアンで88-89シーズンから91-92シーズンまで4連覇を果たした強豪クラブ。92-93シーズンのチャンピオンズリーグでは優勝を経験。当時のメンバーは、ドラガン・ストイコビッチやルディ・フェラー、アレン・ボクシッチ、ディディエ・デシャン、マルセル・デサイー、ファビアン・バルテズなど錚々たる顔ぶれだった。

日本人選手では、中田浩二氏が所属し、近年では酒井宏樹や長友佑都も在籍していたことは記憶に新しい。ここ数年間の成績は、21−22シーズンはリーグ2位、22−23シーズンはリーグ3位と好成績を残していたが、23-24シーズンは8位に終わってしまっていた。

果たして来季は、ブライトンで活躍した戦術家の手腕で強豪として復活なるか、その戦いに注目したい。

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