ラウタロとインテルの契約延長はいつになる? サネッティ副会長は「ラウティと私はいつも話をしてきた」と信頼を強調

コパ・アメリカに出場するラウタロ・マルティネス photo/Getty Images

新たなクラブのバンディエラ

ラウタロ・マルティネスは今季リーグ優勝を果たしたインテルにおいて、24得点を挙げたリーグ得点王として、そしてキャプテンとしてチームに欠かせない活躍を披露した。

クラブの副会長であり、かつて自身もインテルでキャプテンを務め、黄金期のチームを牽引したハビエル・サネッティ氏はコパ・アメリカ終了後にラウタロとの契約延長にサインする予定であることを『TyC Sports』で伝えている。サネッティ氏は「ラウティと私はいつも話をしてきたし、彼が海外遠征から戻るたびに、喜んでいた」とチームとキャプテンの間に強い信頼関係があることを語った。

「重要なのは、彼自身がチャンスを掴んだということだ。ストライカーには重要な瞬間というものがある。彼はハードワークが好きな選手で、常に自分の存在をアピールし続けてきたが、その頑張りがチームの結果につながっている」
加えて、これまでビッグクラブから何度もラウタロ獲得のオファーが届いたことを明かしたが、「素晴らしい選手がチームにいれば、ビッグクラブが注目するのは普通のこと」とし、放出を検討することはなかったようだ。

「ラウティは6年間私たちと一緒にいて、とても親密な間柄にある。彼はそれをプレイで示し、キャプテンとして、チームの手本として、どんな時も調子を維持し、インテルで優勝したいと言い続けてきてくれた」

一方でラウタロもイタリア『Che Tempo Che Fa』の取材に応じた際に「僕はチームのバンディエラだと言われている」と語り、チームからの深い愛情と幸福を感じていることを語っている。

今年のインテルはイタリアの名門としてその実力を遺憾なく発揮し、3年ぶり20度目のリーグ優勝を果たしている。その中で、チームの絶対的エースであるラウタロ・マルティネスがチームに残ることが決まればクラブの黄金期を築く上で心強い存在であり続けると言えるだろう。

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