“スペイン若手黄金世代”の1人なのに…… サウジで《18戦4ゴール》と影が薄くなった逸材の今

アル・アハリでプレイするガブリ・ベイガ photo/Getty Images

本来はA代表や五輪代表で見たい選手

現在EURO2024を戦うスペイン代表では16歳のバルセロナFWラミン・ヤマル、21歳のアスレティック・ビルバオFWニコ・ウィリアムズ、22歳のバルセロナMFペドリなど若手が大活躍しており、今のスペインはとにかく若手が充実している。

先日発表されたパリ五輪を戦うU-23スペイン代表にも、17歳のバルセロナDFパウ・クバルシ、今のEUROメンバーにも入っているMFフェルミン・ロペス(21)、ビジャレアルMFアレックス・バエナ(22)、アラベスFWサム・オモロディオン(20)ら注目の逸材が入っており、こちらも楽しみだ。

そんな中、影が薄くなってしまっている選手としてスペイン『Mundo Deportivo』が取り上げたのがMFガブリ・ベイガだ。
先月22歳になったばかりのガブリ・ベイガも、本来はパリ五輪のメンバーに入るべき逸材だ。2022-23シーズンにはスペイン1部のセルタでリーグ戦11ゴール4アシストと活躍し、世代をリードする1人と期待されてきた。

しかしガブリ・ベイガは昨夏にセルタからサウジアラビアのアル・アハリへの移籍を選択。何かとブームなサウジアラビア移籍だが、若手が向かうことには賛否両論ある。ガブリ・ベイガの決断も話題を呼んだが、結局ガブリ・ベイガの影は薄くなってしまった。

今季は怪我の影響もあったが、サウジアラビアでリーグ戦18試合に出場して4ゴール3アシストと地味な結果に。怪我明けということもあってか、パリ五輪を戦うメンバーにも入っていない。

現在は新シーズンへ向けてスペインに戻ってトレーニングを続けているようだが、このままサウジアラビアで才能が霞んでしまうのであれば勿体ない選手だ。

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