「夢を見るべきか?当然だ!」 ミランで長く活躍したカラーゼ氏も大興奮なジョージアの大躍進

ジョージアは今夜スペインとのベスト16に挑む photo/Getty Images

ジョージア国民にとって特別なベスト16の世界

EURO2024グループステージ最終節でポルトガルを撃破し、決勝トーナメント進出を決めたジョージア代表。今夜スペイン代表とのベスト16に臨む予定となっており、ジョージアにとって特別な1日となるだろう。

この躍進に感激している人物の1人が、1996年よりジョージア代表で83試合をこなした元ミランDFカハ・カラーゼ氏だ(現在はトビリシの市長)。

カラーゼ氏はミランなどで長く活躍したハイレベルなDFではあったが、そんなカラーゼ氏がいた当時のジョージアでもEURO本大会に進むなど予想もできなかった。その夢を後輩たちが叶えたことになり、しかもグループステージを突破する大躍進だ。
伊『Gazzetta dello Sport』にて、カラーゼ氏も興奮気味に後輩たちを称えている。

「ポルトガルとの試合は、私たちにとって歴史的な試合だった。選手たちは素晴らしかったし、完璧なプレイで1つのミスも犯さなかった。チームは常にコンパクトだったし、サイドを上手くケアできていた」

「スペインは優勝候補の最有力だと思うし、我々の挑戦は『ミッション・インポッシブル』のように思える。スペインはすべてのポジションに優れたクオリティを持つ若手を抱えている。我々は低い位置に守備ブロックを作りながらチャンスを待つ必要があるだろう。とはいえ、失うものは何もない。選手たちには怖がらずにプレイしてほしいと思う。スペインも我々を過小評価しないだろう。夢を見るべきか?当然だ!」

我慢の展開とはなるはずだが、90分の中で何度かチャンスは作れるはず。果たしてミラクルは起こせるのか。国中が注目する一戦だ。

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