8年間在籍したナポリを離れるジエリンスキ まるで詩のような惜別メッセージをSNSに投稿

ポーランド代表としても活躍 photo/Getty Images

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ナポリでの思い出を綴る

6月30日でナポリを退団したピオトル・ジエリンスキが、サポーターに向け、別れのメッセージをSNSに投稿した。

このポーランド人選手は、2016年に22歳でウディネーゼから移籍し、パルテノペイには8年間在籍した。サッカー選手としての全盛期をこのクラブで過ごし、出場した試合は364試合にのぼる。そして51ゴール46アシストという偉大な記録を残した。

やはりその長い年月には色濃い想い出があったようで、彼はメッセージの始めに「ナポリ…親愛なるナポリ…」と書き、まるで詩のような情緒ある文章を綴った。
「8年の長い年月を経て、私たちは別れます。ナポリは私の家でした。それは永遠に私と私の家族の一部です。私の心に残る、ユニークな時間を過ごすことができました。ナポリ…あなたは私の人生の一部となる多くの友人を与えてくれました」

「大きな心を持った特別なファンに感謝します。あなたはいつも私をナポリの一部のように感じさせてくれました…。 一緒に主要なトロフィーを獲得しました…。そして33年ぶりのスクデットをみんなでお祝いできたことは素晴らしい喜びでした…私は永遠にこのジャージに感謝します!!」

そしてメッセージの最後には「あなたの『ナポラッコ』」という言葉で締めくくった。この言葉はナポレターノ(Napoletano ナポリ人の意)とポラッコ(Polacco ポーランド人の意)を組み合わせた造語であり、ジエリンスキが二つのアイデンティティーを持っていることを表したものだ。サッカーだけでなく、彼の人生そのものに影響を与えたナポリから離れることの感慨深さがひしひしと伝わってくるメッセージだった。

彼は、今後インテル入りが確実視されている。新天地でもこれだけの思い出が作れるような活躍を期待したい。

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