スイスに敗れイタリアのEURO2024敗退に落胆するドンナルンマ 「酷い試合をしてしまった。我々は破壊された」

EURO2024でイタリア代表キャプテンを務めたドンナルンマ photo/Getty Images

監督の采配にも不満の声

前回大会王者として迎えたイタリア代表のEURO2024はスイス相手に0-2で敗れて、トーナメント一回戦敗退という結果で幕を閉じた。37分と後半開始直後の46分に失点し、得点力の改善というイタリア代表の課題を解決する姿を見せられないまま、試合結果以上にスイスとの実力差を露呈した結果となった。

今大会の正GKでキャプテンを務めたジャンルイジ・ドンナルンマは試合後のインタビューで、スイス戦のパフォーマンスを「酷い試合をしてしまった。我々は破壊された」と語り、「今夜の内容を言葉で表すのは難しい」と沈痛な面持ちで会場を後にした。『MARCA』が伝えている。

「もっとうまくやるべきだったし、ここに残った人たちにも申し訳ない。今回の敗退はすべての人の問題であり、ファンにはとても申し訳ない」
「前半は、スイスがすべてのボールを支配していたし、あれだけポゼッションしていれば、いつでも得点できる」

「イタリア代表のシャツを着るということは、みんなに期待されているということ。ここ数日のスイス戦のような負けるべくして負けた試合では、ここに来てくれたすべての人に謝るのが正しい行動だろう」

EURO2022以降思うようなクオリティのチームを作り上げられていないイタリア代表は今後のワールドカップ予選に向けてどのように軌道修正するのか。ルチアーノ・スパレッティ監督の采配にも多くの不満の声が集まっている中で、イタリア代表は抜本的な改革が必要と言えるだろう。

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