バイエルン退団が濃厚なデ・リフト マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を熱望か

オランダ代表としてEUROを戦うデ・リフト photo/Getty Images

交渉をすでに開始

マンチェスター・ユナイテッドはマタイス・デ・リフトの移籍を巡って、バイエルンと最初の交渉を開始したようだ。独『Sky Germany』が報じている。

2022年にバイエルンに加入したデ・リフトは守備の要として将来を期待されていたが、23-24シーズンは公式戦30試合に出場し2ゴール。出場時間は1930分と途中出場も多く、絶対的な存在にまでは至っていない。

そんななか、ヴァンサン・コンパニ新監督を迎えたバイエルンはすでにシュツットガルトから伊藤洋輝を獲得しており、さらにレヴァークーゼンからヨナタン・ターの獲得を試みている。そのためバイエルンはデ・リフトの売却を検討していると考えられている。ターの移籍は消滅したとの報道もあったが、ファブリツィオ・ロマーノ氏はバイエルンが同選手の獲得に自信を持っていると自身のXにて綴っている。
退団の可能性が高まっているデ・リフトにはCBの補強が必須なマンチェスター・ユナイテッドが獲得を狙っており、デ・リフト自身も加入を熱望しているようだ。ロマーノ氏は個人的な条件での合意は問題ないだろうと伝えており、問題はクラブ間の交渉とのこと。同メディアによると、バイエルンはデ・リフトの移籍金として少なくとも5000万ユーロ(約87億円)を要求する可能性が高いようだ。

エヴァートンのジャラッド・ブランスウェイトの獲得にも動いているユナイテッドだが、守備陣の強化に向けて、去就騒がれるデ・リフトを獲得することができるのか。

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