開催国アメリカがまさかのGSで消える…… コパ・アメリカで揺らいだ“黄金世代”への期待感「何も進歩していない」

プリシッチが主審に詰め寄る photo/Getty Images

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2026W杯本番は大丈夫?

2026ワールドカップ本番へ弾みをつけたいところだったが、アメリカ代表はホスト国として迎えたコパ・アメリカ2024でグループステージ敗退に終わった。

最終節のウルグアイ戦で勝利すれば突破の可能性もあったが、結果は0-1で敗北。全力で攻めてもウルグアイの守備を崩すには至らず、1勝2敗で大会を終えることになった。

今のアメリカは黄金世代とも言われているだけに、ショックは大きいだろう。『FOX Sports』で解説を務めていた元アメリカ代表FWクリント・デンプシー氏も悔しさをにじませる。
「言葉も出ない。とても悔しい。2022年のワールドカップではグループリーグを突破したが、我々はどこまで進歩したのか?いや、何も進歩していない。それが最も腹立たしい点だ。今のアメリカは黄金世代とされるが、それを無駄にしているようだ。本番の2026ワールドカップが近づいているが、自国でワールドカップを戦うチャンスなんて滅多に得られない。1994年にもあったけど、次にいつ来るかは分からないのだから」

「グレッグ・バーホルターの下での結果は十分ではない。進歩も向上もしていないチームで2026年の夏を迎えるわけにはいかないよ」

コパ・アメリカで結果が出ないとなれば、監督のバーホルターへの視線が厳しくなるのも仕方がない。米『CBS Sport』はリヴァプールを離れたユルゲン・クロップのことも新指揮官候補にリストアップしているが、ワールドカップを戦うには世界トップのサッカーを知る指揮官が必要なのかもしれない。

2026ワールドカップまで本気の腕試しができる機会はほとんどない。果たしてアメリカ代表はこのままで大丈夫なのか。不安が膨らむコパ・アメリカとなってしまった。

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