レアルのターゲットにまで浮上したグエーイ EUROで評価を上げる23歳CBは欧州ビッグクラブによる争奪戦の予感

EUROで存在感を見せている photo/Getty Images

安定したパフォーマンス

EURO2024でベスト8まで進むも、批判の声も多いイングランド代表。本来のパフォーマンスを出せていない選手が多い中、安定したパフォーマンスで評価を上げている選手もいる。それがDFマーク・グエーイ(23)だ。

チェルシーの下部組織出身のグエーイはその後トップチームに昇格するも、出場数はわずか2試合。スウォンジーへのレンタル移籍を経て、2021年夏に現在も所属するクリスタル・パレスへ移籍を果たした。

パレスで着実にキャリアを積み重ねていったグエーイは怪我で今回のEURO招集外となったハリー・マグワイアの代役を務める形でここまでのイングランド代表の守備を支えている。以前からアーセナルやリヴァプールなどプレミアリーグのクラブからは熱視線が送られていた同選手だが、EUROでのパフォーマンスを受け、レアル・マドリードも興味を示し始めているという噂も浮上。さらに英『Daily Mail』によると、バルセロナやユヴェントスといったクラブも興味を示しているとのこと。

プレミアリーグのクラブだけではなく、欧州のビッグクラブによる争奪戦の可能性も浮上してきたグエーイだが、英『THE Sun』によると、パレスはバイエルンへの移籍が噂されるマイケル・オリーセと同等の5000万ポンド(約102億円)程度をグエーイの移籍金として要求しているという。

パレスとグエーイの現行契約は残り2年となっており、ステップアップを果たす時が近づいてきている。チーム自体は苦戦を強いられているEUROで存在感を発揮するCBは今夏欧州ビッグクラブによる争奪戦となるのか、注目だ。

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