ベリンガムの出場停止はむしろ良いこと!? ハマン氏指摘「ベリンガムかフォーデンをもっと早く外すべきだった」

卑猥なジェスチャーが問題に

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卑猥なジェスチャーが問題に

EURO2024ではベスト8までコマを進め、次戦はスイス代表と当たるイングランド代表。ラウンド16ではMFジュード・ベリンガムの劇的なバイシクルシュートがチームを敗退から救ったが、同試合でベリンガムが股間を掴むような卑猥なジェスチャーを行ったことが問題視されており、制裁により出場停止となる可能性が取り沙汰されている。

主力MFが離脱となれば痛いと思われているが、バイエルンやリヴァプールなどでMFとしてプレイしたディートマー・ハマン氏は、これはむしろ僥倖であると考えているようだ。独『Bild』で同氏は語った。

「ガレス・サウスゲイト監督は、ベリンガムかフィル・フォーデンを外す決断をもっと早くにすべきだった。ベリンガムが出場停止になったら、彼は幸運に恵まれるかもしれない。チームを助けるかもしれない。(イングランドには)何かが起こらなければならない」
イングランド代表では、豊富なタレントたちの噛み合わせの悪さが問題となっている。スペースを消し合い、渋滞する前線はスロバキア戦でも機能しているようには見えなかった。特にベリンガムとフォーデンの同時起用は疑問視されており、世界屈指のタレントたちをまるで活かせないサウスゲイトの采配には大きな疑問符がついている。

セルビア戦でもスロバキア戦でも大きな仕事をしたベリンガムではあるが、彼が外れることで歯車が噛み合い出す可能性はある。ハマン氏の言うとおり何かが起こるのか、今回の件でイングランドはむしろ良い方向に転ぶかもしれない。

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